★「幸福の法則(在家の法)」第221号  <生命の真実7>
 あなたの心の糧となるよう大和武史が在家の法をお送りします。
 さて、これから生命の真実についてもっと深く考察をしてみましょう。これまで述べてきたことから生命とは決して肉体のことではなく、エネルギーであるということが分かります。しかし、そのエネルギーというものが定義できません。現代の科学では定義どころか、測定すらできません。まるで盲目のような状態です。
 エネルギーは目に見えず、聞こえず、触れず、五感では感知できない存在です。だからこそ人類はその存在に気がつかずに生きてきました。そして間違った文明を築いてきました。これを180度転換するには生命というものがエネルギーであることを万民に信じて貰う必要があるといわざるを得ません。そのために生命をもっと深く考えてみることにしましょう。
 現象としての生命とは、アメーバーのように肉体の姿には関係なく、自ら動き出すものです。そして何らかの目的を持って動き出します。その目的とは結果として自らの幸福を求めるのも真実です。こうした現象(結果)の原因になるものこそ生命の本質でしょう。それは、たとえれば、磁石が対極に引き寄せられるように、あるいはプラスとマイナスが引き合うように定められた法則であるのではないでしょうか。
 生命というものがエネルギーと呼ぶものであるかどうかは現時点では証明できませんが、その性質はかなりの精度で伺えるはずです。この世に現れた物理的な法則を使って、それは語ることができるのではないでしょうか。生命というものが自由意志を持ち、自らの幸福を願って絶えず変化するものであることが十分に語られれば同様の結果が出るのではないでしょうか。
 そして忘れてはならないことが永遠の生命であることです。限りのない命、それがすべての認識を変えますから。これを証明することなどできませんが、逆にいえば、この世の常識、死ねば消える命という概念を完全に否定することで同様の結果がでます。生命とは肉体でないことぐらいは十分に語れるはずですし、この世の時間という概念が偏ったものであり、時間のない世界の存在を語れれば永遠もあり得ることが理解されるでしょう。こうした順序を経て、生命の本質は人々に理解されていくと思います。それはもう時間の問題です。
<つづく:在家の法を大切な方に転送してあげましょう>